「STEADY ジョイントマット」レビュー

当記事ではSTEADY(ステディ)の「ジョイントマット」をレビューしていきます。

かなり長期利用しているため、傷汚れがある点はご了承ください。また現在販売されているモデルと仕様が違う部分有る可能性がある点もご了承いただければと思います。

仕様

用途・使い方

ゴムマットは主に筋トレ時の防音・衝撃吸収・床保護を目的として使用されます。多くの場合はホームジム用として防音や床を守る目的で購入する方が多いかと思います。STEADYの「ジョイントマット」はホームジム用に特化したトレーニングマットで、安さと敷きやすさに特化しています。

STEADYの「ジョイントマット」は正方形のマットで、床に敷き詰めて使用します。マットの端がジョイント構造になっており、マット同士を繋げられるようになっています。またハサミやカッターで簡単に切ることが出来るので加工しやすく、部屋の構造に合わせて敷き詰めやすいです。

マットの種類

マットの種類は本体の「ジョイントマット」、ジョイント部分をなくすための「サイドパーツ(角ありタイプ/角なしタイプ)」の3種類があります。

質感

STEADYの「ジョイントマット」はラバー質のマットではなく、高反発なスポンジといったような質感のマットです。そのため床に敷き詰めるタイプのゴムマットの中では結構柔らかい部類になります。

表面の質感はラバーのようにグリップ性が強いベタベタした表面ではなく、どちらかと言えば肌に張り付かないサラサラ寄りの表面をしています。そのため肌に張り付く様な不快感は少ないですが、グリップ性が弱くスクワットなどでの安定性は劣るといった感じです。靴下を履いて使用する場合は結構滑りやすくなる場合があります。

クッション性・厚さ

結構柔らかいタイプなので敷き詰めるタイプのゴムマットにしてはクッション性が強いです。厚さが10mmと厚めで、物を落としたときも床をしっかり守ることが出来て音も静かです。

しかしその分スクワットなどでかなり重い重量を持った時は足が沈み込んでしまうため、安定性という面ではやや劣ります。よっぽど重い重量でない限りは実用上問題ない硬度ですが、重量重視の筋トレがメインという人には不向きかもしれません。

使用感

便利に感じる点

とにかく安い

このマットの最大のメリット。ゴムマットはホームジム用としてもしっかり床を敷き詰めるほどの枚数を用意するとなるとかなりの金額になります。STEADYの「ジョイントマット」は24枚で9980円(Amazon価格)と、1万円以下で1室分は用意できます。

パワーラック部分だけ敷ければいい等の場合は品質重視のマットを選択しても良いかと思いますが、1室綺麗に敷き詰めたいという場合にはかなり向いています。

ホームジム用としては実用上全く問題ない

ゴムマットとしては結構安価なので品質面で不安を感じていましたが、実用上全く問題なく使えています。

私のホームジムにはハーフラックがあるためスクワットやベンチプレスをすることがありますが、私の扱う重量では安定性に不安を感じることは一切ありません。恐らく100キロ近辺くらいでは問題なく扱えると思います。150キロを超える重量を様々な種目で扱うという場合は沈み込んでしまうことがあるかとは思います。

なので硬度的にはほとんどの人は問題ないかと思いますが、表面の質感はやや滑りやすいのでその点が少し気になります。サラサラ寄りの質感なので、スクワットやデッドリフトで足が滑ってしまう場面があるかもしれません。私は滑ることはありませんでしたが、フォームは人それぞれなので場合によっては相性が悪い人もいるとは思います。

加工がしやすい

柔らかいのでハサミやカッターで切りやすく、部屋の形に合わせて加工しやすいです。部屋一面を綺麗に敷き詰めることが出来るので、見た目的にも拘ることが出来ます。

硬いゴムマットだと中々そうはいかないと思うので、加工のしやすさは意識しておいた方が良いと思います。

不便に感じる点

ラックやベンチ台の跡が残りやすい

柔らかいためラックやベンチの足が沈み込みやすく、沈み込んだ部分は跡が残りやすいです。スポンジのような材質なので多少は戻りますが完全には戻りません。実用上問題はありませんが、気になる人は注意。

まとめ

結構安い部類のゴムマットですが、特別大きなデメリットはほとんど感じていません。個人的にホームジム用ならとりあえずこれを買っておけば良いと思っています。

沈み込みが少ないゴムマットが良いなど拘りがある場合はもっと良いものがあると思いますが、出来るだけ安く済ませたい場合はかなりおすすめです。