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「FIGHTING ROAD ダンベルシャフトとプレート(ラバー付き)」レビュー

FIGHTING ROAD ダンベルシャフトとプレート(ラバー付き)

当記事ではFIGHTING ROAD(ファイティングロード)のダンベルシャフトとプレート(ラバー付き)をレビューしていきます。

かなり長期利用しているため、汚れている部分がある点はご了承ください。また現在販売されているダンベルとプレートと少し仕様が違う部分有る可能性がある点もご了承いただければと思います。

ダンベルの仕様

ダンベルの仕様

留め金(カラー)を回してプレートを固定するスクリュータイプで、誰もがイメージする超スタンダードな金属ダンベルとなっています。

シャフトの仕様

表面加工

シャフトの仕様 - 表面加工

光沢のある銀色のツルツルとした表面加工で、しっかりとメタリック感を感じるデザインをしています。

グリップ部

シャフトの仕様 - グリップ部

手で握るグリップ部はローレット加工(細かい凹凸)がされており、グリップ性が高められています。

強く握っても突起が刺さって痛いとかは無く、安全性が保たれたまましっかりとグリップ性が高められています。

留め金(カラー)

シャフトの仕様 - 留め金(カラー) シャフトの仕様 - 留め金(カラー)2

留め金(カラー)は丸形で、外周には凹凸があるため回す際にグリップされやすくなっています。

内側には緩衝用のラバーが入っており、プレートが留め金の金属部に直接触れて傷つくのを防ぎます。

重量

シャフトの実測重量は約2.5kg(2.426kg)。

直径・長さ

シャフトの仕様 - 直径・長さ
直径 グリップ部 28.0mm
ネジ部 28.0mm
境目 37.3mm
長さ 全長 405mm
グリップ部 133mm
ネジ部 127mm

プレートが付けられる枚数としては5kgのプレートで4枚がギリギリといった感じです。4枚付けると留め金が中途半端に締まるので、出来れば3枚まで付けるようにして大きめのプレートを使うようにすると安全です。

プレートの仕様

表面加工

プレートの仕様 - 表面加工

プレートは全体手に黒いプリントがされておりツルツルとした表面で、プレートの重量に応じて重量表記がプリントされています。

緩衝用ラバー

プレートの仕様 - 緩衝用ラバー

赤い緩衝用ラバーは落としてしまったときの衝撃を和らげる目的とプレート同士や地面に置いた時に傷が着くのを防ぐのに使うことが出来ます。

ラバーは着脱が可能です。

重量・直径・太さ

プレートの仕様 - 1.25kg - 直径 プレートの仕様 - 2.5kg - 直径 プレートの仕様 - 5kg - 直径 プレートの仕様 - 10kg - 直径
プレートの仕様 - 1.25kg - 太さ プレートの仕様 - 2.5kg - 太さ プレートの仕様 - 5kg - 太さ プレートの仕様 - 10kg - 太さ
プレート 実測重量 外径 内径 太さ
1.25kg 1.4kg 130mm 29.2mm 23.2mm
2.5kg 2.6kg 170mm 29.2mm 26.8mm
5kg 5.0kg 213mm 29.2mm 31.6mm
10kg 10.2kg 293mm 29.2mm 36.0mm

使用感

使用感

便利に感じる点

プレートにラバーが巻かれているので持ち上げやすい+金属音がうるさくない

プレートは金属製がツルツルとしているので重いプレートだと滑って落としやすいです。しかしラバーが巻かれていれば持ち上げやすいので、プレートのセットがしやすいです。

またラバーが巻かれていないと金属部分が直接当たってしまい、金属音がなってしまいます。しかしラバーが巻かれていればプレート同士の緩衝となり、音が鳴るのを防げます。万が一床に落としてしまった際もむき出しになっている状態よりはダメージが軽減できます。

またプレート同士が接触して表面が削れることも防ぐことが出来るのも良い所です。

シャフトの直径とプレートの内径の差が少ないためグラついたりせず安定性が高い

シャフトの直径とプレートの内径の差が少なく、ダンベルを動かしてもプレートがグラグラするということが無くかなり安定している印象です。全く動かないということはもちろんありませんが、留め金をしっかり締めていればほぼ動くことはありません。

プレートが安定しないとガタガタうるさかったり留め金が緩みやすくなったりとうっとおしいので、地味に大事な部分。

かなり頑丈

購入してから5年以上たっていますが、今のところ壊れそうなところは一切見られません。表面が傷ついたり錆びついたりはありますが、実用上の問題は無く使えています。ラバー部分も耐久性が高くちぎれたり溶けたりせず使い続けられています。

錆さえ取れば一生ものだと思います。

不便に感じる点

プレートの付け替えが面倒

スクリュータイプ最大の弱点、プレートの付け替えです。

種目を変える時や重量を上げ下げする時に毎回留め金を回して外してプレートを着脱してまた締め直してといった作業をしなくてはならないのでかなり面倒です。ましてやドロップセットの合間に付け替えるとなるとかなり気力が持ってかれます。

固定型(鉄アレイ)や可変式(アジャスタブル)と比べて安く済む分、手間を取る形にはなってしまいますね。

留め金(カラー)を付ける時、プレートを付ける時に金属音が少しうるさい

金属系は仕方ない部分かもしれませんが、留め金を回して止めるときやプレートをつけるときに金属音が結構なります。

夜筋トレするときに結構気を遣うのがややうっとおしい。

オンザニー(膝に乗せる)をするときにシャフトの先端が邪魔になる

スクリュータイプは仕様上どうしてもプレートを多く着けてもシャフトの長さが少し余るので、膝に乗せるとシャフトがぶっ刺さって痛てて・・となります。

その対策として外側に大きめのプレート付けるようにしてプレート面部分を膝に半分だけ乗せるようにします。それでも十分ダンベルをオンザニーできますが、安定性としてはやや不安を感じます。こういった部分は可変式(アジャスタブル)に劣っているように感じます。

大きなプレートの場合かなり扱いづらい

5㎏以下のプレートであれば特に問題ありませんが10kgとかになるとかなり幅広いプレートになるので、ダンベルプレスやショルダープレスなどで体に干渉してしまいます。

大きいプレートを内側に付けるなどの対策は出来ますが、それでも多少は干渉してしまうかなといった感じです。

かなりの高重量を扱うという人はプレートの大きさやシャフトの長さを確認しておいた方が良いです。

使用感まとめ

他のメーカーのダンベルを握ったことが無いため不便に感じる点が多く挙がってしまっていますが、基本は問題なく筋トレに使えています。

恐らくスクリュータイプ全般に言えることなので、あまり気にする必要が無いかもしれません。

まとめ

ハッキリ言ってダンベルは壊れるということがほぼ無いため、一度買ってしまえばかなり長期的に利用することが出来ます。なのでダンベルは安さを重視しないで、利便性やクオリティーを重視したほうが後悔は絶対に少ないです。気に入らないからと言って処分するのも面倒ですしね。

そういったところでFIGHTING ROADのスクリュータイプのダンベルはクオリティー面は十分なものだと思います。スクリュータイプのダンベルとしては最低限こうであってほしいというところは抑えられており、5年以上使い続けられていることもあって耐久面も悪くありません。

価格的にはあまり安いタイプではないため、クオリティー重視向けかなと思います。